広島グルメといえばお好み焼きや牡蛎なんかを想像される方が多いと思いますが、ラーメンも美味しいのをご存知ですか?
昔ながらの広島ラーメンの特徴はこんな感じです。
広島ラーメンは広島県の西部地域で見られる醤油とんこつをベースとしたスープを使ったラーメンです。同じ広島県でも、尾道ラーメンや福山ラーメンなど、地域によって様々な違いがあります。ここでは、醤油とんこつスープを使った、通称「広島ラーメン」について説明します。
まずは何と言ってもスープです。醤油味のタレに豚骨や野菜などを煮込んだスープを注いで作ります。色はいわゆる茶色系で、わざと濁らせることによって味にコクが出るとともに、後味は意外にもすっきりとしており、飽きの来ない仕上がりのスープとなっています。ベースとなる醤油ダレには各店とも秘密があり、オンリーワンの存在を競っています。他県の有名店などに見られる非常にインパクトのある味ではなく、昔ながらの味で地元民の間では古くから愛されている県民食となっています。
「ラーメン」というより「中華そば」と呼ぶ店が多いです。
そしてトッピングは、チャーシュー、ねぎ、細もやしが王道です。
そんな広島県民のソウルフード、広島ラーメンの美味しいお店をご紹介しますので、出張や旅行で来られた際の参考にしてくださいね。
1. 陽気(中区江波)

私の中ではナンバーワンです。幼少期育った場所の近所にあるので、思い入れも深いです。
私は「にんにく増し」でいつもお願いします。(メニューには書かれていませんが)
ちなみに、中心部に近い大手町にも支店があります。
2. 寿楽亭(中区十日市町)

出典 http://tabelog.ssl.k-img.com
広島人でも知らない人が多い「寿楽亭」ですが、ラーメン通の人でここが一番、って人多いです。
デフォルトでネギがたっぷりなのが嬉しいです。
スープが無くなり次第閉店ですのでお気をつけくださいね。
3. つばめ(西区天満町)

ここは醤油濃いめな味で美味しいです。おでんもイケますよ。
4. 来頼亭(南区西翠町)

ご覧の通り、錦糸卵が他とは異彩を放ってます。
つばめとは逆に、とんこつが濃いめです。
創業は1948年だとかで、かなりの老舗です。
5. 風林(西区楠木町)

風林にはサイドメニューに鯖寿司があるのが珍しいです。

出典 http://encrypted-tbn0.gstatic.com
6. 上海総本店

ここはいわゆる「獣臭」の強いスープが特徴で、店の外まで独特の香りが漂っています。
苦手な人は苦手かもしれませんが、私は好き!
定期的に食べたいと思う広島人は多いようです。
ここはワンタンメンもオススメです♪
7. ちからの中華そば(市内各所に店舗あり)

出典 http://blog-imgs-67.fc2.com
最後にご紹介するのは、「ちから」の中華そば。
ちからといえばこれまた広島人のソウルフードのうどんのチェーン店。市内に30店舗以上展開しています。
うどんはもちろん美味しいのですが、中華そばもいわゆる王道の広島ラーメンで私は大好きです。
ミニサイズもあるので、小腹が空いたときなんかにおやつ代わりに食べたりしますよ。
市内のあちこちでみかけますので、困ったときのちから、ということで。
まとめ
いかがでしたか?
脂っこすぎず飽きの来ない広島ラーメンは、昼食にもおやつにも飲んだ後のシメにも最高ですよ。
是非広島にお越しの際は食べてみてくださいね。